Archives for 5月 2014

USPTOが不明瞭であるとしたIn Re Thomas G. Packardの決定について連邦巡回による確認 

連邦巡回は、5月6日の判決において、USPTOが発行前のクレームに適用すべき不明瞭性の適切な基準について初めて説明しました。連邦巡回は、発行後の案件において適用されるべき不明瞭性の適切な基準(現在、最高裁判所が、この点についてNautilus, Inc. v. Biosig Instruments, Inc.において検討中)を検討せずに判決を下しました。むしろ、連邦巡回は、USPTOが明瞭性に欠けるとして不明瞭であることに基づく十分な根拠のある拒絶を出した場合、出願人は十分な応答を提示する必要があるとしました。PackardはUSPTOからの不明瞭であることに基づく拒絶に対して十分な応答を提示しなかったため、連邦巡回はPTABの決定を確認しました。Plager裁判官は、賛成意見において、USPTOには、クレーム審査に適用される不明瞭性の基準を解釈する権限があるとしました。ここをクリックされますと、本判決についての当事務所による詳細な概要をご覧頂けます

米国における商標出願と登録更新出願の手数料削減案

2014年5月9日、米国特許商標庁(USPTO)は、規則作成案の通知(NPRM)を発行しました。NPRMでは、多数の新規商標出願の分類毎提出手数料と大多数の登録更新手数料の削減が提案されています[http://www.gpo.gov/fdsys/pkg/FR-2014-05-09/html/2014-10730.htm]。

NPRMに基づき、出願人がUSPTOとの電子メールによる連絡を承諾し、出願審査中に資料提出を電子的に行うことに同意する場合、商標電子出願システム(TEAS)出願様式を利用して提出する新規出願の手数料は、現在の分類毎手数料の325ドルから275ドルへと、50ドル削減となります。現行のTEAS Plusシステムを利用して提出する新規出願の手数料は、現在の分類毎手数料の275ドルから225ドルへと、50ドル削減となります。TEASを利用して提出する登録更新出願の手数料は、現在の分類毎手数料の400ドルから300ドルへと、100ドル削減となります。書面による商標出願と更新の手数料は、従来どおりです。 USPTOでは、NPRMについての一般からのコメントを2014年6月23日まで受け付けています。

初めて認められたIPRにおけるPTABによる意匠クレームの取り消し

4月21日の判決において、PTABは、意匠特許について初めて認められたIPRの意匠クレームの取り消しを行いました。これまでに、意匠特許について2件のIPRのみが提出されていましたが、PTABは審判を却下しました。PTABは、タンブラーの意匠が2件の先行技術意匠に基づき自明であるとして本件を無効としました。特に、IPRの際に、特許権所有者が意匠クレームを補正しようとしましたが、PTABは、補正意匠クレームが登録意匠クレームより幅が広いとして、特許権所有者によるクレームの補正申し立てを却下しました。