米国における商標出願と登録更新出願の手数料削減案

2014年5月9日、米国特許商標庁(USPTO)は、規則作成案の通知(NPRM)を発行しました。NPRMでは、多数の新規商標出願の分類毎提出手数料と大多数の登録更新手数料の削減が提案されています[http://www.gpo.gov/fdsys/pkg/FR-2014-05-09/html/2014-10730.htm]。

NPRMに基づき、出願人がUSPTOとの電子メールによる連絡を承諾し、出願審査中に資料提出を電子的に行うことに同意する場合、商標電子出願システム(TEAS)出願様式を利用して提出する新規出願の手数料は、現在の分類毎手数料の325ドルから275ドルへと、50ドル削減となります。現行のTEAS Plusシステムを利用して提出する新規出願の手数料は、現在の分類毎手数料の275ドルから225ドルへと、50ドル削減となります。TEASを利用して提出する登録更新出願の手数料は、現在の分類毎手数料の400ドルから300ドルへと、100ドル削減となります。書面による商標出願と更新の手数料は、従来どおりです。 USPTOでは、NPRMについての一般からのコメントを2014年6月23日まで受け付けています。