分野

特許鑑定/訴訟

鑑定

Oliff PLCでは、クライアントは、知財情勢と第三者特許を考慮に入れ、最良のビジネス上の意思決定のサポートにおいて、弊所の豊富な経験に信頼を置いています。弊所では、世界中のクライアントと協力して、効果的かつ攻撃的/守備的特許戦略を決定するためのベストなアプローチを開発します。

通常、あらゆる技術に関する専門家鑑定をクライアントに提供しています。また、特許侵害と有効性の問題、侵害リスク確認の上で自由に事業できる旨の評価(freedom-to-operate assessment)、特許性の評価、および意匠の代替オプションについてのアドバイスも行っています。クライアントの社内知財スタッフと技術担当者と共にチームとなって協力し合い、最も効果的な戦略と今後のリスクについて迅速に評価し、アドバイスを行っています。

弊所におけるすべてにおいて、クライアントのゴールを評価することにより、最もコスト効果に優れたアプローチを採用します。例えば、状況によっては、簡単な「要約した形での」鑑定書、または口頭鑑定が適切な場合があり、クライアントへの多額の費用請求を回避することが可能です。また、訴訟が今後発生しそうであり、今後の故意侵害の申し立てがなされた際の弁護のため鑑定書が必要となる可能性がある状況においては、クライアントが最強の訴訟見解を確保するため可能な限りベストな状況でいられるように、包括的かつ詳細な鑑定書を提供することもできます。Seagate事件での米国連邦巡回控訴裁判所(CAFC)の判決後にても、弁護士から正式な鑑定書を得ることは重要です。Seagate事件後、CAFCは、被疑侵害者が弁護士の鑑定書を得ることにより、情報に基づくビジネス上の決定を下し、客観的に無謀な方法で行動しなかったということを立証する根拠となり得ると再確認しました。

また、デューデリジェンスや特許ポートフォリオの評価、ライセンシングオプション、企業秘密の保護、不正競争の問題等、さまざまな分野で包括的なカウンセリング業務を提供しています。


訴訟

弊所のゴールは、クライアントの知的財産権を完全に保護し、知的財産権に関して他者による攻撃/主張からクライアントを守るため、最も効果的かつ効率的な手段を利用することです。

弊所では、訴訟のコストと負担を認識していますので、最後の手段である訴訟にたどり着くことなく、可能な限りクライアントのゴールを達成するよう努めています。頻繁に、例えば、差し止めレター(cease-and-desist letters)の送付、訴訟前の交渉、裁判外紛争解決手続き(ADR: Alternative Dispute Resolution)およびライセンシングによって成功を収めてきました。但し、競合が、侵害行為を速やかにストップしない場合、クライアントの合法的な事業活動にも関わらず脅しや攻撃/主張を速やかにストップしない場合があります。このような場合、訴訟が、ベストな解決方法もしくは唯一の解決方法であることがよくあります。そのような場合には、訴訟をお勧めすることを躊躇しません。訴訟を上手にコスト効果的に進めるための経験、技術、人材を備えています。

豊富な経験

弊所の訴訟業務は定着したものであり、クライアントの要望に応えて日々成長し続けています。1983年の弊所設立以来、代理人として、下記機関を含む米国裁判所およびその他の法廷にて広範囲に訴訟に携わってきました。

  • 全主要地方裁判所;
  • 連邦巡回控訴裁判所(CAFC);
  • 国際貿易委員会(ITC);
  • 米国請求裁判所;
  • 特許審判インターフェアレンス部;
  • 特許審判部(PTAB); および
  • 商標審判部(TTAB)

弊所メインオフィスは、ポトマック川を挟んだ米国連邦巡回控訴裁判所(CAFC)の向こう側にあります。CAFCでは特許上訴および特許商標庁(PTO)からの上訴案件が審理されます。また、弊所は、バージニア州東部地区連邦地方裁判所(「ロケットドケット」)のそばにあり、主任弁護士および地域弁護士の両者として多くの案件に携わってきました。さらに、PTOにも非常に近く、特許インターフェアレンス、当事者系(inter partes)の再審査とレビュー、商標の異議申し立ておよび取消手続き等、多くの当事者系の案件をお取り扱いさせていただいています。