CHUDIK v. HIRSHFELD事件

CHUDIK v. HIRSHFELD事件、上訴番号2020-1833 (CAFC、2021年2月8日)。Taranto裁判官、Bryson裁判官、Hughes裁判官による審理。バージニア州東部地区地方裁判所(Trenga裁判官)の判決を不服としての上訴。(特許期間調整)

背景:

特許権者は、自己の特許について計算された特許期間調整(PTA)の期間に異議を唱え、PTOが審判中に効率的でなかったため、該特許にはC遅延PTAを受ける資格があったはずであると主張した。審査手続き中に、出願人は本件を4回審判に持ち込み、そのたびに審査官は新たな拒絶を発行するため審査手続きを再開した。

35 U.S.C. §154(b)(1)(C)(iii)のC遅延条項では、「特許性の不利な決定を覆す審理の決定に基づき特許が発行された場合、PTABもしくは連邦裁判所による再審理(appellate review)」から生じる遅延が記載されている。

関連規則では下記のように定義されている:

「特許性の不利な決定を覆す審理の決定に基づき特許が発行された場合、本来の特許期間は、35 U.S.C. 134に基づくPTAB、もしくは35 USC 141もしくは145に基づく連邦裁判所による審理のために特許の発行が遅れた場合、調整されるものとする。」37 C.F.R. § 1.702(e).

「§ 1.702(e)に基づく調整期間は、本章の§ 41.35(a)に基づき管轄権が[PTAB]に渡された日付から始まり、[PTAB]による出願人に有利な最終決定の日付に終了する期間の日数の合計である…」  37 C.F.R. § 1.703(e).

PTABと地方裁判所の両方が、(1) 結局、PTABには管轄権が付与されることはなかった、(2) PTABにより、審査官の原決定の取消がなかったため、特許にはC遅延PTAを受ける資格がないと判断した。

争点/判決:

裁判所が、特許にはC遅延PTAを受ける資格がないとしたことは誤りであったか。(日本語でご覧いただけ     ます)

Molly Chen氏による要約

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